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小国杉🌲地熱乾燥🍃

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木曜日担当の田中です😄

最近は雨、晴れ、雨、晴れでなかなか天気が続きませんね💦

昔から、どんたくの時期はだいたい天気悪いもんですけど、仕事的には晴れが続いて欲しいです☀️

今週も先週、先々週に続いて、熊本県小国町に小国杉の見学に行ったお話です✨

児玉製材の見学が終わり、次は児玉社長が地熱乾燥を行っている、わいた温泉♨️へ案内してくれました❗️

車で20分ほど走り到着した、わいた温泉✨

街のいろんな場所から蒸気が吹き出しています❗️

小国町の岳の湯地区は、地表から多くの地熱水蒸気(湯けむり)が立ち昇る、不思議な光景が広がる集落です。
この天然の地熱を利用し、やさしく木材を乾燥させています。

山で伐採された小国杉は、製材所で加工されこの地熱乾燥機で乾燥されます。

地熱乾燥材には3つのメリットがあります⭐️

☆環境負荷の低い、ローエネルギーな技術

地熱を利用した木材乾燥は、化石燃料(重油・灯油等)や電気を使わず、岳の湯地区から自噴する天然の地熱(水蒸気の熱)を利用して行います。


従来の乾燥のように多くの二酸化炭素を排出することなく、木の細胞や自然環境にも負担をかけない、ナチュラルな乾燥方法です。

☆木にやさしく、建材として最適な仕上がりに

化石燃料や電気のパワーを使い、木材を高温下で急激に乾燥させると、納期は短縮されますが焦げた臭いや変色などの課題が残ります。

地熱による乾燥では、50~60度の中温で緩やかに乾燥させることで木材の細胞への負担が抑えられ、木材の持つ本来の色や艶が保たれた建材として最適な状態で乾燥でき、なおかつ天然乾燥よりも納期を早めることが可能です。

☆流通経路がはっきりしているので安心

14室ある地熱乾燥室は、事前の勉強会などに参加し、契約を交わした小国郷の木材関係者が地域一体で活用し、その内容は窓口である小国町森林組合が年間を通してデータ管理しています。


関係者間での連携が可能なため、地熱乾燥製品の詳細な情報やご注文にも明確に対応することができます。

かおり成分が多く、腐りにくさに優れる可能性も

2017年、国立の九州大学と「乾燥方法による小国すぎ板材の揮発成分への影響調査」を実施。
小国町の地熱乾燥材は、木材から発するかおり成分の多さから天然乾燥に近いと言え、また、抗菌・耐久性と関連する成分であるジテルペン(Ferruginol, Sandaracopimarinal)が多く、耐腐朽性に優れる可能性があるという結果となりました。

詳細データはこちら(PDF:九州大学データ)

小国杉の素晴らしさが大学でも実証されているんですね✨

児玉社長、ご案内ありがとうございました😊

次週は川津製材所へのお話となります❗️

4週まで引っ張ってしまいますがご了承下さい🙇‍♂️

ヒルズハウジングは福岡県大川市で新築住宅を建築する工務店です。

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