子どもの脳力を開発する為に、子どもではなく、お父さん、お母さんが脳力開発の「知識」を持っていただくことで、子どもはぐんぐん賢く成長するのです。
毎週水曜日はそんな「子どもの脳力アップの秘訣」や、トドラーズ世代(※1)のパパ・ママを応援するいろんなお役立ち情報をお送りしたいと思います。
子どもの脳力を高めるイベントなどの情報もご案内させていただきます。どうぞお楽しみに😉♪
第89回目は・・・共用部屋22
「非認知能力」の中で特に重要な「自制心」と「やり抜く力」①
人生を成功に導くうえで重要だと考えられている非認知能力のひとつは「自制心」です。
「マシュマロ実験」と呼ばれる有名な研究があります。コロンビア大学の心理学者であるミシェル教授は、当時勤務していたスタンフォード大学内の保育園で、186人の4歳児の自制心を次のような方法で計測しました。
まず子どもにマシュマロを差し出します。次に「いつ食べてもいいけれども、大人が部屋に戻ってくるまで我慢できればマシュマロを2つ食べられますよ」とだけ伝えて、大人は部屋を退出します(この時点で大人がいつ部屋に戻ってくるかは子どもにはわかりません)。そして、部屋を出て15分後大人が戻ってきます。
この結果186人のうち約3分の1は15分間我慢して2つのマシュマロを手に入れることができましたが、残りの3分の2は我慢できずにマシュマロを食べてしまっていました。
その後ミシェル教授は、彼らの人生を追跡して調査を行いました。その結果、彼らが高校生になった時にはかなりの差が生じていることが判明します。大人が戻ってくるまで我慢して2つのマシュマロを手に入れた子どもは、我慢できずに食べてしまった子どもよりもSAT(※2)のスコアがずっと高かったのです。(※3)
次回はもう一つの非認知能力である「やり抜く力」についてお話しいたします。
是非、脳力開発の知識がたくさん詰まったヒルズハウジングのイベントに足を運んでみてください!!詳しくご説明させていただきます。
ヒルズハウジングは福岡県大川市で新築住宅を建築する工務店です。お気軽にお声がけくださいね!!
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※1トドラーズ世代:0歳~3歳のお子さまをお持ちの子育て世代
※2SAT(エスエーティー、サット、Scholastic Assessment Test、大学入試)は非営利法人である「College Board」が主催する標準テスト
※3中室牧子(2015)『「学力」の経済学』
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