子どもの脳力開発

子育てパパママ応援blog vol.85

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子どもの脳力を開発する為に、子どもではなく、お父さん、お母さんが脳力開発の「知識」を持っていただくことで、子どもはぐんぐん賢く成長するのです。

毎週水曜日はそんな「子どもの脳力アップの秘訣」や、トドラーズ世代(1)のパパ・ママを応援するいろんなお役立ち情報をお送りしたいと思います。

子どもの脳力を高めるイベントなどの情報もご案内させていただきます。どうぞお楽しみに😉♪

第85回目は・・・共用部屋⑱

才能の種類によって習得時期が違う?!

視覚や聴覚(0歳~)、運動(3~5歳)、語学(8~10歳)、コミュニケーション(10歳から思春期)と、子どもの脳力の発達の順番には一見あまり一貫性がないように思われます。

しかし、脳の成長という切り口で見ると、そこにある法則を見出すことができます。

前回もお話ししましたが、脳内の道路整備(脳の発達)は「脳の後ろから前」に向かって起こるのです。

生後すぐに発達するのが、頭の後ろの部分「後頭葉」です。ここは「物を見る」機能を担う部分です。

最初は「明るい、暗い」程度しか認識できなかった赤ちゃんも、生後1~2か月くらいで形や色が判別できるようになります。動くものを目で追えるようになるのは4か月くらいからと言われています。

生後、半年ほどで人見知りが始まるのは、母親の顔と他の人の顔を区別できるようになるからです。このようにして小学校に入る前ごろまで視野の発達は続きます。

同じ頃に発達するのが「側頭葉」と呼ばれる頭の横の部分です。「側頭葉」は音を聞く能力に関わる脳の領域です。産まれたばかりの赤ちゃんは音の鳴るおもちゃに興味を示しますが、ただ音を認識しているだけです。音を聞き分けられるようになるのは生後半年前後です。聞こえている音を言語だと認識するのは9~12か月頃です。

言語を判別できるようになってくると次に「側頭葉」の中でも「記憶」に関わる部分の発達が進みます。言語を覚え「ママ」「パパ」などのよく使う言葉を発するようになります。

このように同じ脳の領域でも発達には決まった順序があるのです。

次に発達が見られるのが「頭頂葉」です。

ここにある「感覚野」は手触りや温度感覚などの「触感」を司り「運動野」は身体の動きを司っています。運動神経も伸びますから、ますます活発に動き回るようになります。運動神経の発達の一連の流れは、筋肉のみならず脳への刺激にもなっています。

そして最後に発達するのが「前頭葉」です。

その中でも「高次認知機能」を担う部分は最後に発達することがわかっています。高次認知機能とは、考えたり、判断したり、計画したり、決定したり、洞察したり、コミュニケーションをとったりすることです。この「前頭前野」は10代にかけてもまだ発達を続けます。

他者への「思いやり」や「気遣い」を介した、より高度なコミュニケーションを築けるようになってきます。

ただ、この最後に発達する前頭前野ですが、萎縮し始めるのが一番早いこともわかっています。

脳は後ろからつくられて、前から壊れていくのです。

是非、脳力開発の知識がたくさん詰まったヒルズハウジングのイベントに足を運んでみてください!!詳しくご説明させていただきます。

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1トドラーズ世代:0歳~3歳のお子さまをお持ちの子育て世代

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