子どもの脳力開発

子育てパパママ応援blog vol.99

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子どもの脳力を開発する為に、子どもではなく、お父さん、お母さんが脳力開発の「知識」を持っていただくことで、子どもはぐんぐん賢く成長するのです。

毎週水曜日はそんな「子どもの脳力アップの秘訣」や、トドラーズ世代(1)のパパ・ママを応援するいろんなお役立ち情報をお送りしたいと思います。

子どもの脳力を高めるイベントなどの情報もご案内させていただきます。どうぞお楽しみに😉♪

第99回目は・・・睡眠⑤

早起きして朝の光を浴びる子は、心身ともに健康!

人間の身体には生活のリズムをきざむ「体内時計」が備わっています。1日の覚醒と睡眠のタイミングを司っているこの体内時計は起床直後の太陽の光を手掛かりにリセットし、1日の時を刻んでいます。

光による朝のリセットが毎朝、起床直後に行われないと、その日の夜に寝つくことができる時刻が少しずつ遅れます。起床時刻が遅くなることで夜型化してしまう原因は、朝、暗いままの寝室で長い時間を過ごすことで、起床直後の太陽光による体内時計のリセットがうまく行えないことにあります。このリセットが行えないために、夜の睡眠の準備が遅れ、さらに朝寝坊の傾向を助長してしまうのです。(※)

また、心身ともに健やかで、集中力のある子どもを育てるために大切な「セロトニン」は朝の日の光を浴びることで作られます。

寝不足などで生活のリズムが乱れると、子どもの脳の成長に深刻な影響を及ぼします。体内時計をリセットするには正しい「光」の取入れ方が重要なのです。

人間には、脳内の左右の視神経が交差する真上の視交叉上核に体内時計があり、睡眠と覚醒を知らせてくれます。

本来の体内時計は25時間周期とされていますが、実際には1日の単位である24時間で睡眠と覚醒を繰り返すので、光による明暗、出勤や登校時間などの社会生活、食事、運動、睡眠環境などで調整されます。中でも光の影響は最も強力で、体内時計を進める方向に作用します。朝、光に当たると夜に寝る時間が早まり、逆に夜間に強い光に当たると寝つきが悪くなります。脳は強い光を浴びると覚醒しますが、それは電気照明に関しても同様のことが言えます。

近年、子どもの夜更かしや寝不足等の睡眠障害で生活のリズムが乱れることにより、脳の成長に深刻な影響が出ていることが報告されています。文部科学省のWEBサイトでも、太陽光やそれと同等の光を与えることで体内時計を調節して、正常な生体リズムに整える自然療法が紹介されるほど、光が人体に与える影響に関する研究が進んでいます。(2)

睡眠は特に照明の光の影響を強く受けます。たとえ、まぶたを閉じていたとしても、光は目の中に入ってきます。アメリカの大学の調査では、幼児の睡眠中に照明をつけていると、眼球が長くなり、将来、強度の近視を招く危険があることが指摘されています。睡眠中の光は、まぶたを通して瞳孔を小さくします。睡眠中に照明をつけていると、ずっと目は色々な調節を続けなければならず、眼球にかなりの負担がかかることが推測されるのです。

さらに夜になっても強い光を見ていると、瞳孔から入ってきた光は、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌をストップさせます。睡眠が照明によって障害されるわけです。こういった睡眠障害の改善のためには、夜はできるだけパソコンやスマートフォン、テレビなどのモニターを見ないか、照度を下げる工夫が必要です。

そのために夜は睡眠に備えて照明は落とす方が良いのです。部屋全体の照明を落とすことで、薄暗さに反応してメラトニンが多く分泌されてくるので、自然に深い眠りへの入っていくことができます。

次回は睡眠に関する具体的な数値を交えてお話ししていきたいと思います。

ぐっすり眠るためのお家の工夫があります。

是非、脳力開発の知識がたくさん詰まったヒルズハウジングのイベントに足を運んでみてください!!詳しくご説明させていただきます。

ヒルズハウジングは福岡県大川市で新築住宅を建築する工務店です。お気軽にお声がけくださいね!!

1トドラーズ世代:0歳~3歳のお子さまをお持ちの子育て世代

第3章 健康なくらしに寄与する光 2 光の治療的応用―光による生体リズム調節―:文部科学省 (mext.go.jp)

※(出典)健康づくりのための睡眠指針2014/厚生労働省健康局

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