ヒルズハウジングでは、空気のこもりやすい押入れの中まで天然素材にこだわっています。
京都の織物
肌に優しい、着物のはぎれで作った布壁紙
京都の織物工場でつくられた布壁紙で、押入れ中の壁に使用します。押入れは普段戸が閉まった状態なので、24時間換気が効きません。また、大抵の住宅ではベニヤや輸入された桐を使用している為、建材特有の臭いは有害なガスがこもりやすく、布団や衣服に染み込んでいます。押入れの中の床、棚、枕棚には無垢材を使用し、壁にはこの布壁紙を貼ります。壁紙を貼り付ける際もボンドは使わず、ジャガイモのでんぷん粉を使用します。天然素材でつくられた押入れは嫌な臭いが一切なく、お部屋同様に調湿効果にも優れた快適な空間になります。
この壁紙は、伝統的な織物の生産が盛んな京都で生まれた、地域の異業種交流会や自然住宅を目指すネットワークの人々の努力の結晶です。できるだけ自然素材を使用し、地域の地場産業に貢献でき、使っていただく人に害を与えにくく、廃棄の際も環境を汚さない、といういくつもの難題をクリアすることを目標に作られました。
現在、一般的に使われている壁紙はほとんどが化学薬品を主に作られた製品で、室内汚染や環境汚染との関わりが問題になっております。そんな中、できる限り自然素材の(綿、麻、レーヨン)を織物素材に使用しています。
全国では壁紙のシェアはビニールクロスが95%で残りを織物、紙、無機質等の壁紙で占めています。目先の利便性やコスト、見た目だけで材料を選ぶのではなく、家族の健康を第一に考えて頂きたいと当社は考えています。
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