梅雨時期の湿気の放置はカビ、結露、虫等の問題でいっぱいです。
そこで本日は梅雨時期の湿気対策について紹介していきます。
湿度の変化は気象庁の30年間平均によると、もっとも湿度が低い時期で1月は58%に対し、6月は78%、7月は80%にまで上がり、湿度の変化を体感してしまいます。
その不快感だけでなく、湿気は、そのままにしておくと、住まいのあちこちにいろいろな影響を与えてしまいます。
なので放置せずに対策することが大事です。
家中のカンタン湿気対策
家の中にある湿気をまとめて対策しましょう。
じゃあ、どうするか?答えはカンタン、湿気を溜めなければ良いのです!
カンタン湿気対策を4つほど紹介していきます。
家の中には、湿気の溜まり場になりやすい場所があります。そこを押えて湿気を追い出しましょう。
キッチン、シンク下、クローゼットなど扉を開放!
水場もあり、火もあり、室温、湿度ともに変化が激しい場所がキッチンです。
中でも、もっとも湿気がこもるのはシンク下。さらに、お湯を使ったり、流したりした場合、排水パイプを通じて熱も伝わるので、カビが生える条件も揃っています。
よくシンク下にお米を収納しているご家庭も見受けられますが、これはNG!お米に限らずシンク下に食料品を貯蔵するのはやめましょう。
シンク下の湿気を防ぐには、ときおり扉を開放して換気すること。さらに月に1回ぐらい、収納してあるものを全部出してチェック。必要ないものがあれば廃棄して、あまりものを詰め込まないようにしましょう。
湿ったものはしまわない
湿気がこもりやすい最大の空間は押入れではないでしょうか?特に、毎日寝具として使っている布団をしまっている場合は、夜の間に体から出た汗、つまり水分を含んでいるわけで、これでふすまを閉めてしまっては押入の中は湿気で充満してしまいます。
ふとんは定期的に干しましょう。もちろん、梅雨時期は外に干せないことも多いので布団乾燥機を活用するのもおすすめです。抗ダニ効果もあります。
衣類は一度風にさらしてからしまう
外出後着用していた服をすぐにクローゼットへしまっていませんか?
衣類は脱いですぐは、あたたまっていますし、それなりに湿気もたまっています。
一度風を通すかあるいはしばらくは室内の風通しの良いところにかけて、「さぼして」、熱と湿気を抜いてからクローゼットにしまいましょう。
そうでなくても、空気中の水分が増えると、衣類はそれを吸着するため、閉めきったままのクローゼットは湿気の温床になりがちです。虫が湧いたり、カビが生えたりしてはお気に入りのお洋服が大変なことになります。天気の良い日にはとびらをあけておく、除湿剤を入れるなどして、湿気対策は万全にしておきましょう。
空気の通り道を作る
湿気がこもり、カビが生えるのは空気の流れが止まっているからなんです。
こまめにとびらを開いても、棚板にそのままお布団をしまっていると、布団と棚板の間に空気が流れ込むことはありません。
そこで、押入れにものを収納する前にすのこを敷いておく。押入の中でも空気の流れが確保できるので有効です。
ただ、押し入れのある部屋を閉め切っていては、あまり効果を期待できません。天気の良い日なら窓をあけて、風を通す。そうでなければ、扇風機やサーキュレータで風の流れを作って、空気をうまく循環させてあげることが大切です。
いかがだったでしょうか?本日紹介したのは簡単に行う湿気対策です。梅雨時期は湿気対策を行い快適に過ごしましょう。来週は湿気対策に良い除湿アイテムを紹介してきます。
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