子育てパパママ応援blog　vol.122

子どもの脳力を開発する為に、子どもではなく、お父さん、お母さんが脳力開発の「知識」を持っていただくことで、子どもはぐんぐん賢く成長するのです。

毎週水曜日はそんな「子どもの脳力アップの秘訣」や、トドラーズ世代（_※１）のパパ・ママを応援するいろんなお役立ち情報をお送りしたいと思います。

子どもの脳力を高めるイベントなどの情報もご案内させていただきます。どうぞお楽しみに😉♪

第１２２回目は・・・木育₂₂

木材の優れた特性⑤

木材は様々な優れた特性を有しています。日本人は、伝統や文化を通じて、これらの特性を活用してきました。人々の健康とも深い関わりを持つこれらの特性を活かした住環境づくりが重要です。（引用：新潟県）

●防虫

木のにおいには、ダニの繁殖を抑制する作用があります。ヒノキ、スギの他、ベイヒ、ベイスギなどもその作用を有しています。中でもスギにはダニを殺す作用があります。また、スギの葉を蒸した蚊とり線香、クスノキから得られる樟脳（防虫剤）などが一般に知られていますが、この他にも多くの精油成分に昆虫忌避効果が報告されています。

●抗菌

木のにおいの中には、クロカビやアオカビ類、木材腐朽菌などの細菌に抵抗力を持っているものがあります。特にヒノキ、ヒバのにおいには強い抗菌性が認められます。このように木のにおいは、害虫を追い払い、カビを防ぐなど、不思議な力を持っていることから、天然精油の特性が見直され、研究も盛んに行われています。

湿度は空中浮遊菌の繁殖にも影響し、５０％程度の湿度は菌の繁殖抑制に効果をもたらすと言われています。木造校舎あるいは内装を木で施した鉄筋コンクリート造の校舎では、下図に見られるように冬期のインフルエンザによる学級閉鎖率が低く、インフルエンザのまん延が抑制される傾向が見受けられます。このことは、木質空間の暖かさや木の抗菌性に加えて、木の吸・放湿性能が寄与しているものと考えられます。