今回は階段について紹介していきたいと思います。
素材で区分
木
木の階段は日本人にとっては一番人気です。
実際に「実家の階段は木製だった」という方は多いと思います。なんと日本の住宅の中で木の階段が占め
る割合は約95%にも上るとか!建築する際に特に指定をしなければ、木の階段が一番手頃な値段で、なじみ
があるため選ばれやすいのでしょう。
木の階段の良いところは、他の材料に比べて安いこと!
材料費はもちろんですが、加工しやすいことが安価な理由です。
スチール
英語では「Steel:鋼」と表し、「Iron:鉄」とは異なる金属です。
簡単に説明すると、鉱山から取り出した鉄鉱石から「鉄」を抽出し、さらにそこから炭素をはじめとする
不純物を取り除いたものが「スチール」となります。
スチールになる前の「鉄」は思っているよりももろく、そのままでは加工がしにくいものなのです。
おそらく多くの方のイメージの中の「鉄の階段」は、このような非常階段ではないでしょうか?
スチール階段の特徴は、他の材料に比べて強度に優れているため、線の細いデザインを実現できることで
すが、日本の住宅で使用されているのはだいたい1〜2%程度。
ちなみにカツデンアーキテックは、そのスチール階段を1〜2%の住宅の中で年間3,000件ほどを納めています。
ただ、値段はおおまかに木の4〜5倍となり、カツデンアーキテックのスチール階段で一番安いものでも
80万円程です。
よく「車を買うかスチール階段を買うか」という比べ方をされます。
木に比べて加工の手間が多いので、その分高くなってしまいます。
アルミ
屋外に設置される階段に便利なのは、アルミ製の階段です。
アルミ製の特徴は何と言っても錆びにくく軽いこと。
ただその反面、スチールに比べると強度が低く、同じ強度を実現しようと思うと3倍ほどの厚みを必要とします。
値段はメーカーによって異なりますが、スチールと同程度と考えて良いでしょう。
ステンレス
強度はスチールとほとんど同じですが、クロムとの合金のため、汚れにくい(=錆びにくい)という機能によって材料価格が高いことが特徴です。
アルミも同様ですが、錆止めのための塗装をしなくてよいため、屋外用の階段として使用されることが多いです。
室内用としても、金属感のある仕上げをされたステンレスの階段は、高価ながら時折設置されます。
ヒルズハウジングは福岡県大川市で新築住宅を建築するハウスメーカーです。お気軽にお声がけくださいね!!
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