子どもの脳力を開発する為に、子どもではなく、お父さん、お母さんが脳力開発の「知識」を持っていただくことで、子どもはぐんぐん賢く成長するのです。
毎週水曜日はそんな「子どもの脳力アップの秘訣」や、トドラーズ世代(※1)のパパ・ママを応援するいろんなお役立ち情報をお送りしたいと思います。
子どもの脳力を高めるイベントなどの情報もご案内させていただきます。どうぞお楽しみに😉♪
第38回目は・・・前回からの続きで「躾(しつけ)」の効果的な実践方法についてお話ししたいと思います。
しつけの効果的な実践法とは?
「脱いだ靴をしまう」「おもちゃを片付ける」「歯を磨く」「ドアを閉める」etc・・・
これらは社会合意、つまりマナーでしかなく脳にとっては本来不自然な行動といえます。ですので、こうした不自然な行動を身につけるためには「しつけ」が必須となります。
しつけの方法には大別すると「褒める」と「叱る」の二通りの方法があります。
専門用語では「褒める=強化」「叱る=弱化」と呼ばれています。
どちらの方法が効果的かは実験をすればすぐに実感できるでしょう。
「強化(褒める)」場合が最も学習成績がよいのです。
つまり叱ってはいけないのです。
叱ると探索しようとする意欲、つまり「自発性」が損なわれてしまいます。はじめの一歩を踏み出さなければ学習することはできません。
「強化(褒める)」=「自発性を育む」
が学習に有効であることはとても重要です。
① 成功したらそれに応じた報酬
② はじめに報酬が与えられ、失敗するたびにそこから減らされる
③ 報酬なし
で検証すると、成績が最も良いのは①の学習法でした。( ※2)
更に興味をひいたのは②と③の差です。
結論から申し上げると③の方が②より成績が良かったのです。
②はかえって成績が低下することがわかりました。
つまり減点法をベースとした教育は「自発性」が育まれないということなのでしょう。
弱化(罰)よりも強化(報酬)が有効ではありますが、減点法で得た報酬はむしろ弱化として作用するというわけです。
次回からはひきつづき間取りのお話しに戻りたいと思います。
是非、脳力開発の知識がたくさん詰まったヒルズハウジングのイベントに足を運んでみてください!!詳しくご説明させていただきます。
ヒルズハウジングは福岡県大川市で新築住宅を建築するハウスメーカーです。お気軽にお声がけくださいね!!
※1トドラーズ世代:0歳~3歳のお子さまをお持ちの子育て世代
※2ハーバード大学ワムスレイ博士の実験
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